ALL HANDMADE PRODUCT BY “TRUCKIN’” CRAFTSMAN

TRUCKIN’で使用している革について

現在TRUCKIN’では栃木レザー製のサドルレザーを仕様しています。今後は海外の革、牛以外の革も取り扱う予定なので、TRUCKIN’としては実のところまだほんの序章という事になります。

では何故第一の素材としてこの革を選んだのか。

まず、「植物タンニン鞣し」いわゆる「ヌメ革」であるからです。タンニン鞣しの革はあらゆる影響に対して正直に反応するので色、柔らかさ、シミ、傷など、ありのまま反応が出ます。よって使う人によって全く違う作品が数年後にできるからです。

 

使用年数1年半(左) 未使用(右)

 

そして革の鞣し工場(タンナー)では伝統的な製法で2ヶ月近い日数をかけ革を仕上げます。実際に栃木レザーの工場を見学させていただいた時にはその工程の多さと規模に驚きました。様々な研究と努力があるからこそ綺麗な経年変化とコシのある天然皮革をTRUCKIN’で使用することができています。

更にTRUCKIN’のナチュラルカラーの革は栃木レザーのサドルレザーに特別な工程を施してもらい、より強い耐久性と鮮やかなエイジングを両立させた革を使用しています。

 

革製品は身近な存在ですが、このような天然皮革は意外に触れる機会は少ないと思います。まずは自身を含めTRUCKIN’のモノづくりで素材をの魅力を体験してもらって、革以外の全ての「物」に対する価値観に何か少し加わればと思っています。

 

 

 

2019.11.30

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